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キックオフシンポジウム「21世紀の男女共同参画社会に向けて」を開催しました。(総務部人事企画課)

キックオフシンポジウム「21世紀の男女共同参画社会に向けて」を開催

講演する川端氏 講演する中村氏
講演する川端氏 講演する中村氏
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

4月10日,中部講堂において,「21世紀の男女共同参画社会に向けて」をテーマに,「おもやいキャンパスサポート」キックオフシンポジウムを開催しました。平成21年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業の一環として開催されたもので,300名以上が参加しました。
第一部では基調講演として,文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課長の川端和明氏が「女性研究者の現状と長崎大学への期待」と題し,第3期科学技術基本計画の概要や女性研究者をめぐる現状,女性研究者支援モデル育成等の取組について述べられました。その後,特別講演として,東京理科大学理学部嘱託教授の中村淑子氏が戦後の男女共同参画の歴史的背景を紹介し,年代毎の学部学生や大学院生及び研究者の男女比率の統計から,現在の博士課程における女性比率が,10年後の研究者における女性比率になると推論されました。
第二部では「魅力ある女性たち」というサブテーマのもと,北海道大学女性研究者支援室長の有賀早苗氏が同大学の女性研究者支援の取組について,大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部長の中島和江氏と日本医師会常任理事の保坂シゲリ氏が,それぞれご自身の経験について述べられました。
また,本学の大井男女共同参画推進センター長を加えてのパネルディスカッションでは,「女性研究者の味方になる男性研究者が必ずいる」,「既婚者に限らず全ての女性研究者のキャリアアップも考えていくことが重要」等といった意見が交わされました。


(平成22年4月 総務部人事企画課)