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環境科学部学生・教職員を対象としたハラスメント防止啓発講演の開催

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
11月26日,環境科学部講義棟141番教室において,教職員の意識啓発・ハラスメントの発生を未然に防止することを目的とし,NPO法人「DV防止ながさき」の中田慶子氏を講師に迎え,ハラスメント防止講演会を開催しました。
ハラスメントの被害者のみならず加害者にならないための心得について,ハラスメントの定義,要因及び未然防止のための注意点等について講演が行われ,教職員・学生あわせて約30名が参加しました。
参加者は熱心に聴講し,ハラスメントの違い,自身が加害者とならないために注意すべき言動等について理解するとともに,正しい知識や日頃のコミュニケーションを良好に保つことの重要性を学ぶことができ,大変有意義な講演会となりました。

講演する中田慶子氏と講演会風景

講演する中田慶子氏と講演会風景