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長崎大学病院から五島中央病院に看護師2名を派遣

長崎大学病院と長崎県病院企業団は3月23日、都市部の大規模病院から離島に看護師を派遣するアイランドナースネットワーク事業を締結しました。
この事業は長崎県の大きな課題である医師・看護師不足や離島や周辺地域の医療レベルの向上に取り組むため長崎県と島原、五島、対馬地域の市町で組織する長崎県病院企業団が掲げる事業のひとつです。離島病院への看護師の人材交流を図ることで、離島地域の安定的な看護師の確保及び企業団病院の活性化、職員の資質向上、ひいては離島地域の医療の質の向上につなげることを目的としています。

本事業では現在、長崎医療センターから上五島病院、九州医療センターから対馬いずはら病院に派遣されており、これらに次いで3施設目となります。
今回本院から派遣される中里寿美看護師と朝長さつき看護師の二人は、看護師歴19年と7年のベテラン看護師です。それぞれ4月1日から1年間五島中央病院で勤務します。
増崎病院長は「これまで本院で培ってきた専門職としての経験を活かし、看護の質向上に努めてほしい」と期待を寄せています。

アイランドナースネットワーク事業協定書締結式(五島中央病院)
アイランドナースネットワーク事業協定書締結式(五島中央病院)

握手する増崎病院長(写真左)と病院米倉企業団長

握手する増崎病院長(写真左)と病院米倉企業団長