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チェルノブイリ30周年の国際会議で、片峰学長が長崎大の貢献について説明

2016年5月17日、18日の両日、ロシアのオブニンスクA.f.Tsyb記念医学放射線研究所で、チェルノブイリ原発事故30周年の国際会議が開催されました(http://mrrc-obninsk.ru/en/science/health-effects-chernobyl)。
この国際会議には、本学から片峰茂学長と山下俊一理事・副学長が出席し、2日間にわたる公式行事に参加しました。 開会式では片峰学長が挨拶し、1990年代に入り開始した、原爆後障害医療研究所を中心とした四半世紀に及ぶ医療協力と学術共同研究、並びに国際機関や長崎・ヒバクシャ医療国際協力会(NASHIM)による研修生受入れ事業等について説明しました。また2日目には、山下副学長が「福島原発事故後の健康リスク管理」をテーマに講演しました。
この国際会議には、世界保健機関(WHO)や国際原子力機関(IAEA)、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)、国際放射線防護委 員会(ICRP)などの国際機関をはじめ、10カ国、約200人が参加し、チェルノブイリの教訓を学ぶと同時に、福島県の現状理解を深めることができまし た。なお、この国際会議の際に、長年のチェルノブイリ支援が顕彰され、片峰学長と山下副学長に名誉称号と感謝のメダルが授与されました。
片峰学長と山下理事・副学長は19日には、原爆後障害医療研究所のサエンコ・ウラジミール准教授とともに、ソ連時代から内分泌研究の中心であったロシアの モスクワ内分泌研究所(350病床)を訪問し、甲状腺がんや稀少疾患などの共同研究について協議しました。両者は学術共同研究の協定締結で合意し、今後、具体的な作業に入る予定となっています。

2016年5月17日、18日の両日、ロシアのオブニンスクA.f.Tsyb記念医学放射線研究所で、チェルノブイリ原発事故30周年の国際会議が開催されました(http://mrrc-obninsk.ru/en/science/health-effects-chernobyl)。

この国際会議には、本学から片峰茂学長と山下俊一理事・副学長が出席し、2日間にわたる公式行事に参加しました。 開会式では片峰学長が挨拶し、1990年代に入り開始した、原爆後障害医療研究所を中心とした四半世紀に及ぶ医療協力と学術共同研究、並びに国際機関や長崎・ヒバクシャ医療国際協力会(NASHIM)による研修生受入れ事業等について説明しました。また2日目には、山下副学長が「福島原発事故後の健康リスク管理」をテーマに講演しました。

この国際会議には、世界保健機関(WHO)や国際原子力機関(IAEA)、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)、国際放射線防護委 員会(ICRP)などの国際機関をはじめ、10カ国、約200人が参加し、チェルノブイリの教訓を学ぶと同時に、福島県の現状理解を深めることができまし た。

なお、この国際会議の際に、長年のチェルノブイリ支援が顕彰され、片峰学長と山下副学長に名誉称号と感謝のメダルが授与されました。片峰学長と山下理事・副学長は19日には、原爆後障害医療研究所のサエンコ・ウラジミール准教授とともに、ソ連時代から内分泌研究の中心であったロシアの モスクワ内分泌研究所(350病床)を訪問し、甲状腺がんや稀少疾患などの共同研究について協議しました。両者は学術共同研究の協定締結で合意し、今後、具体的な作業に入る予定となっています。

 

 

片峰学長が、チェルノブイリ原発事故30周年の国際会議で挨拶。長崎大学の被ばく医療などについて説明

 5月19日にはロシアのモスクワ内分泌研究所を訪問。今後の研究面での協力などを協議した

5月19日にはロシアのモスクワ内分泌研究所を訪問。今後の研究面での協力などを協議した