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長崎大学漁業練習船「長崎丸」代船(四代目)の建造着手  平成30年3月末竣工へ

2016年06月22日

長崎大学漁業練習船「長崎丸」の代船(四代目)が、文部科学省への代船建造要求が通り、平成28・29年度の2年間の予算で建造されることになりました。本船は「東シナ海の水産・海洋科学をリードする国際洋上キャンパス」のコンセプトのもと、3代目である現長崎丸の30年を上回る堅ろう性、安全性を担保し、各種条約・法規並びに環境に配慮した居住区の整備、廃物処理対応の浄化設備を有し、また教育情勢の変化に対応した実習設備、女子学生の増加に伴う女子学生専用の衛生区画(浴室、トイレ、洗面及び洗濯室)の充実も図っています。

新長崎丸は、船員(海技士)養成の第一種養成施設としての漁業・航海実習の充実はもとより、省人化・自動化の最新海洋観測機器を装備し、海洋科学技術者および環東シナ海に精通した国際的な漁業指導者の養成並びに大学院博士の前期・後期課程学生の研修などを行う静寂性・低振動の電気推進機関を搭載した洋上施設として誕生します。

また新長崎丸は以上の漁業練習船の設備の他、非常時などの対応として、着脱型モジュールのコンテナユニットの搭載機能を有し、地震・津波など災害時の緊急支援、長崎大学水産学部がミッションとして掲げる離島振興および離島教育支援、並びにプラスアルファの調査研究機器の搭載も可能とした研究船としての機能も有します。更に現長崎丸の全国教育関係共同利用の拠点施設を発展継承するとともに、また東南アジア提携大学との大学院ダブルディグリーの教育・実習も行える洋上研修 施設としての機能も有します。

船体の概要(計画)は以下の通りです。 括弧内は現長崎丸の仕様です。

規格 :第三種漁船     
総トン数 :約1139トン       (842トン)
長さ(垂線間長) :約61m          (56.0m)
幅   (型) :約12.3m         (11.4m)
深さ(型) :約7.1m         (同)
速力 :約13.5ノット     (同)
連続航海日数 :40日              (30日)
航続距離 :約10,000海里   (約7,800海里)
定員 :70名           (69名)
主要設備

:船尾トロール、延縄、イカ釣り装置
   CTD装置、計量魚群探知機

   

3代目である現長崎丸は、30年以上にわたり、長崎大学水産学部を支えてきた。
東日本大震災の際には、地震発生直後の3月14日に長崎を出港し、いち早く小名浜(福島県)と宮古(岩手県)に支援物資を運んだ                                                         
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