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「生命医科学域 薬剤学分野の宮元敬天助教が日本感染症医薬品協会奨励賞を受賞」

長崎大学生命医科学域薬剤学分野の宮元敬天助教は、「低体温療法時におけるバンコマイシン投与最適化に向けた組織移行性変化の要因解明」と題した研究により、第19回日本感染症医薬品協会奨励賞を受賞しました。本賞は抗生物質及び関連医薬品領域における研究の進展が期待できる満40歳未満の研究者を対象に授与されるものです。
本研究課題に関してこれまでの研究業績を始めとして、研究の目的、方法の妥当性、得られる成果の臨床への貢献度に関して審査が行われ、低体温療法という非生理的環境下においてMRSA治療薬であるバンコマイシンの体内動態を明らかにすることで投与の最適化につながり、抗生物質の適正使用に貢献できる点が期待され受賞いたしました。
11月9日に東京都千代田区の主婦会館プラザエフにて開催されたメディカル・サイエンスセミナーにて授賞式および受賞講演が行われました。

宮元助教

賞状