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医歯薬学総合研究科 天然物化学分野 博士課程3年生の若松初実さんが、第62回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会においてベストプレゼンテーション賞を受賞

医歯薬学総合研究科 博士課程3年の若松初実さん(天然物化学分野)が、平成30年10月13日 (土)〜14日 (日)に行われた第62回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会にてベストプレゼンテーション賞を受賞いたしました。この討論会は今年で62回を数える天然物化学分野では最も歴史あるシンポジウムの一つで、発表はすべて口頭発表で行われ、105演題の中からベストプレゼンテーション賞10演題が選ばれました。若松さんの演題は「トリテルペンをコアとするスダジイ葉エラジタンニンの季節変化と生合成機構」で、ポリフェノールの一種であるエラジタンニンが葉の成長に伴って還元的に代謝されていることを発見し、鍵化合物の分子構造と反応性を化学的手法を駆使して解明し、それをもとに新しいエラジタンニン生合成機構を提唱したものです。詳細な解析に基づく新しい展開が評価されたもので、今後のさらなる展開が期待される研究です。

若松初実さん

医歯薬学総合研究科 博士課程3年
若松初実さん

賞状

賞状