長崎大学経済学部では，長崎県ラグビー協会，長崎市役所スポーツ振興課など様々な機関と連携して，２０１９年９月１０日〜１３日に長崎でラグビーワールドカップのキャンプを行うスコットランド代表のおもてなしチーム（YOKABAI-NAGASAKI）を組織化し，スコットランドラグビーチームメンバーに長崎を第二の故郷と思ってもらうことを目標とした活動を行っています。この活動の一環として，２０１９年４月３日，スコットランドラグビー協会CEOのMark Dudson氏とCOOのDominic Mckay氏が経済学部を表敬訪問し，深浦経済学部長，YOKABAI-NAGASAKIメンバーとともに，キャンプまでの連携について協議しました。今後，経済学部2年生のゼミ活動（基礎ゼミ）の一環として，チームのラグビーメンバーやサポーターへのオンラインビデオインタビューについて合意し，その結果をSNSを通じて長崎市民へ発信することによって，長崎市民にラグビーワールドカップのこと，スコットランドチームのことを知ってもらう活動を行います。

このおもてなし活動は，長崎大学経済学部が定期的に開催しているワークショップ，みらい創造セッションから生まれました。みらい創造セッションとは地域の課題などをテーマに学生や様々な参加者で話し合い，解決策を見出すワークショップであり，２か月に１度程度の頻度で経済学部において開催しています。また，YOKABAI-NAGASAKIは，長崎大学経済学部が理念とする「グローバルな視野を持つ実践的エコノミストの養成」のために作った二つの教育プログラムである，国際ビジネスプログラムとビジネス実践力育成プログラムの利点を生かした社会貢献をテーマとしたみらい創造セッションから組織されたものです。現在，長崎県ラグビー協会，長崎市，協賛企業，団体，個人，学生などさまざまなメンバーが参加しています。