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令和元年度動物慰霊祭を挙行

   9月26日,医学部良順会館1階専斎ホールにおいて,動物慰霊祭を執り行い,施設利用者及び関係者約100名が参列しました。

   参列者全員により黙祷が行われた後,吉浦孝一郎先導生命科学研究支援センター長から, 「近年,生命科学は目覚ましい発展を遂げていますが,その成果の多くは動物実験に依存したものであり,実験動物たちの犠牲のうえに人類の生存と繁栄があることを忘れることはできません。
   また,研究のために犠牲となった幾多の実験動物に対しまして深甚なる感謝の意を表わすと共に,我々の健康や福祉が実験動物たちの尊い生命のうえに成り立っていることを再認し,研究に従事していくことを誓います。」と慰霊の辞が述べられました。

   引き続き,施設利用者を代表して病態診断・解析学の坂本啓助教から,「生命現象の複雑さは未だ人知の及ぶところではなく、動物を用いた実験無しには多くの重要なことは分かりません。また、正確さや再現性の追求のため,多数の実験動物を使用しなければなりません。実験動物の尊い生命のおかげで,人類の文明的な生活が成り立っていることを決して忘れてはなりません。我々は日々の実験において、犠牲になった動物たちへの感謝の気持ちを胸に刻み、真摯に研究を遂行することを誓います。」と慰霊の辞が述べられました。

   その後,大沢一貴先導生命科学研究支援センター比較動物医学分野長から挨拶があり,最後に参列者全員による献花が行われました。

 吉浦センター長による慰霊の辞  坂本助教による施設利用者代表の慰霊の辞  大沢分野長による挨拶
 吉浦センター長による慰霊の辞  坂本助教による施設利用者
代表の慰霊の辞
 大沢分野長による挨拶
   

慰霊碑の影像

   慰霊碑の影像