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第5回沖縄海洋ロボットコンペティションにて山本郁夫研究室海洋ロボットが最優秀賞受賞

2019年11月9、10日に沖縄宜野湾にて開催された第5回沖縄海洋ロボットコンペティションのROV部門にてCAIBOT(図1)、フリースタイル部門にてUKIBOT?(図2)、知能・計測チャレンジ部門にてSMART-CAIBOT(図3)が学術講演、実技とも高得点を得て最優秀賞を受賞しました。
CAIBOTは運動の機敏さと直前メンテンナンスの容易さに特長を持たせたROV(Remotely Operated Vehicle)で、実技レースでは、豊橋科学技術大学・神戸大学ら強豪チームを押さえ、素早く水中設置目標物を捉えて優勝しました。
UKIBOT?は全方位運動と海水採水を特長とした船型ロボットで、狭隘域での操作性と遠隔採水機能が高評価を得ました。
SMART-CAIBOTはCAIBOTの知能化を行ったもので、自律制御とテンプレレートマッチング画像処理法により、海中で自動位置保持されたロボットが海中壁面の傷を自動観測することに成功しました。競技を見ていた企業らから共同研究の相談もあり、今後の社会実装展開が期待できます。

研究室関係者
指導教員:山本郁夫教授、盛永明啓助教
修士2年:舟木瞭介
修士1年:定野滉大、甲斐祐翔、大野蒼、力久祥伍、増崎能
4年:中野翼、熊本道、山田俊樹

図1 CAIBOT
図1 CAIBOT
図2 UKIBOT?
図2 UKIBOT?
図3 SMART-CAIBOTにより自動撮影された海中壁面の傷

図3 SMART-CAIBOTにより自動撮影された海中壁面の傷