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ナイジェリアのアフマド・ベロ大学と包括連携協定を締結

2019年11月27日、ナイジェリアの首都アブジャのNational Universities Commissonにて、本学とアフマド・ベロ大学との包括連携協定の締結式が行われ、本学からは河野茂学長、熱帯医学研究所平山教授、金子聰教授らが出席しました。
ナイジェリアのザリアにあるアフマド・ベロ大学は、1962年に設立され、16の学部と研究所、45,000名を超える学生数を誇るアフリカ最大級の大学です。同大学のMohammed NasirShuaibu博士は長崎大学で学位取得後助教として研究に携わられ、ナイジェリアに帰国されてからも、熱帯医学研究所と交流が継続しており、今回、同大学がアフリカ地域のグローバルレベルの高等教育をめざす拠点大学を支援する世界銀行プロジェクトであるACE(African Center of Excellence: ACE)に指定されたのを契機に、長崎大学熱帯医学研究所との学術交流を軸とした大学間の包括的な学術交流に関する協定の締結に至りました。
調印式の様子
締結式の様子
その内容は、同大学が特に重要な課題と位置付ける博士課程教育の高度化を目指した学生の長崎での短期研修プログラムおよび両大学の指導教員の相互交流、および共同研究の促進となっています。
締結式では、アフマド・ベロ大学の総長であるIbrahim Garba教授から、熱帯医学をはじめとする種々の領域で世界的な高い研究レベルを有する長崎大学との連携協定締結は、望外の喜びであり、同大学のみならず、ナイジェリア全体の高等教育のさらなる発展につながることが期待されるとの言葉があり、河野学長は、長崎大学をナイジェリアのトップレベル大学の高等教育パートナーとして選定していただいたことに感謝するとともに、今後の益々の学術交流を通して、両国の将来を担う若者の育成にさらに注力したいと挨拶をしました。

集合写真
集合写真