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雲仙市役所において,「地熱資源保護・活用に関する提言書」を,岡田二郎環境科学部長より金澤秀三郎雲仙市長にお渡ししました

令和2年5月12日,雲仙市役所において,「地熱資源保護・活用に関する提言書」を,岡田二郎環境科学部長より金澤秀三郎雲仙市長にお渡ししました。
この提言書は,長崎大学第3期中期計画(H28∼R3)に掲げる「地域レジリエンス教育研究推進拠点の形成−島原半島エコチャレンジSPEC−」の取り組みの一環として策定したもので,その中では,豊富な地熱資源が見込まれる雲仙西部地域の資源を保護・活用するための課題として,全源泉の実態調査,温泉モニタリングによる泉質・泉温の変動状況の把握,地熱資源の保護・活用に関する条例の制定と協議体制の構築,および温泉地域の地下構造の調査の必要性について提言しました。なお式には,長崎大学から岡田学部長のほか,馬越孝道水産・環境科学総合研究科アジア環境レジリエンス研究センター長と佐々木裕・同研究科客員研究員が出席しました。
今後は市と大学が協働してこれらの事業を推進し,雲仙西部地域に適用可能な地熱資源の保護・活用モデルを構築することを目指します。

「地熱資源保護・活用に関する提言書」を,金澤秀三郎雲仙市長に渡す岡田二郎環境科学部長
「地熱資源保護・活用に関する提言書」を,金澤秀三郎雲仙市長に渡す岡田二郎環境科学部長

左から佐々木裕 水産・環境科学総合研究科客員研究員,
馬越孝道 水産・環境科学総合研究科アジア環境レジリエンス研究センター長,
岡田二郎 環境科学部長, 金澤秀三郎 雲仙市長