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日本薬剤学会第35年会において薬学部4年生の山田咲良さん (医薬品情報学分野) が永井 財団学部学生七つ星薬師奨励賞受賞

薬学部薬科学科4年生の山田咲良さん(医薬品情報学研究室)が、日本薬剤学会第35年会 (令和2年5月14日〜16日 (熊本)、新型コロナウイルスの影響により誌上開催) において永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞を受賞しました。

本賞は、公益社団法人 日本薬剤学会第35年会における学部学生の研究発表を対象とするもので、提出された要旨の内容と指導教員からの推薦理由書をもとに厳正な審査が行われました。受賞対象となった発表は「多色深部観察法を用いた脳内移行型ペプチド修飾リポソーム製剤の開発」と題するものです。本研究は、脳へ薬物を送達する際に障壁となる血液脳関門 (BBB) を突破できるペプチドの中から、組織透明化法を応用した多色深部観察法を用いて脳内に存在するペプチドの空間的な局在情報を明らかにし、優れた脳内移行型ペプチドを選定しました。また、高品質な製剤開発が期待されるマイクロ流体装置を用いて開発した脳内移行型ペプチド修飾リポソーム製剤が高い脳移行性を有していることを報告いたしました。

薬学部4年生 山田咲良さん (医薬品情報学分野)
薬学部4年生 山田咲良さん
(医薬品情報学分野)

賞状
賞 状