2020年06月15日
本表彰は、「情報通信月間」(5月15日〜6月15日)に際し、情報通信の発展・普及等に功績のあった個人または団体を表彰するものです。今回、長崎県五島市が離島での医療推進のため、ビッグデータを活用した調剤情報共有システムを構築・運用するにあたり、長崎大学が幅広い支援を行うなど、情報通信による医療分野の高度化に多大な貢献をしたことが評価され受賞しました。 総務省九州総合通信局発表資料:https://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/press/190529-1-0_.html なお、例年は総務省が開催する「電波の日・情報通信月間」記念式典において表彰が行われていましたが、本年度は新型コロナウイルス感染予防の観点から、記念式典の開催を取りやめたため、2020年5月29日、総務省総務省九州総合通信局総務部長より川上大学院医歯薬学総合研究科長に電話による受賞の伝達がありました。
長崎大学では、地域に根ざした地域医療教育・研究を推進するため、平成29年度に大学院医歯薬学総合研究科地域医療協働センターを設置し、地域と大学との協働を精力的に進めています。本センターの取組の一つが、地域医療関連情報の統合とその利活用です。平成26年度から五島市で取り組んできた調剤情報共有システムは地域に根付いており、このシステムに健診、医療及び介護のデータを連結させることで、健康増進と医療費適正化に向けた計画が進んでいます。 今後は、五島市の連結ビッグデータを活用して、公共サービスの利便性・生産性の向上を目指したシステム開発を実現させるとともに、現場への成果還元を見据えたデータヘルス計画を進めていきます。そして、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)採択事業である「『住み続けたい』を支える離島・へき地医療サポートモデルの構築」に沿って、五島市の地域分析とICTネットワークを進化させ、汎用性のある地域医療支援モデルの開発と地域イノベーションの創出を目指します。
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本表彰は、「情報通信月間」(5月15日〜6月15日)に際し、情報通信の発展・普及等に功績のあった方々を表彰するものです。今回、長崎大学が、離島での医療推進のため、ビッグデータを活用した調剤情報共有システムを長崎県五島市で構築・運用するにあたり、幅広い支援を行うなど、情報通信による医療分野の高度化に多大な貢献をしたことが評価され受賞しました。
総務省報道:https://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/press/190529-1-0_.html