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水産・環境科学総合研究科修了生の論文がScience of the Total Environment誌に掲載されました

2020年06月17日

水産・環境科学総合研究科博士前期課程(松本健一研究室)を3月に修了した任利娜さん(Ren Lina)の研究論文が、Science of the Total Environment誌(インパクト・ファクター:5.589)に掲載されました。本論文は、任さんの修士論文をベースにした論文です。

中国では、急速な経済成長と都市化による大気汚染が未だに深刻な問題となっています。このような状況を踏まえて、本研究では空間計量経済モデルと中国31省のパネルデータを用いて、社会経済的・自然的側面の両面から大気汚染物質の排出に影響する要因の分析を行いました。この分析により、人口規模・都市化・第二次産業の生産・気温は大気汚染物質の増加要因であり、人口密度・1人あたりGRP・降水量・相対湿度は大気汚染物質の減少要因であることが明らかになりました。また、今後の大気汚染の低減に向けて、地域的な政策協力の促進や経済構造の変革(例えばサービサイジング)が重要であることが示唆されました。

論文情報
Lina, R. and Matsumoto, K. (2020) Effects of Socioeconomic and Natural Factors on Air Pollution in China: A Spatial Panel Data Analysis. Science of the Total Environment Article number: 140155, doi: 10.1016/j.scitotenv.2020.140155

https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2020.140155

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