原爆復興75周年記念講演会を開催

７月１７日（金），医学部良順会館において，長崎大学医学部原爆復興７５周年記念事業として記念講演会を開催しました。

本講演会の講師には，瓜生田 和孝氏をお招きし，「長崎原爆の記録が全世界に伝わるまでの長い道のり」と題した講演が行われました。瓜生田氏は，当時の大村海軍病院長で被災者の治療に従事された泰山 弘道氏のお孫様にあたられます。

講演では，泰山 弘道氏が経験した原爆にまつわる記録や思い出について執筆した原稿が，「長崎原爆の記録」として，５０年余の時を経て，多くの人に伝わるまでの道のりについて，お話がありました。

オンラインで参加した１３０名の学生と教職員は，決して忘れてはならない原爆の悲惨さと，その記録や記憶が今日まで継承されてきた歴史について熱心に耳を傾けていました。

講演を行う瓜生田 和孝氏

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