2012年01月12日
12月13日、中部講堂において戦略GP公開シンポジウム「長崎薬学・看護学連合コンソーシアムの取組成果と今後について」を開催しました。 シンポジウムは、長崎大学が代表校として平成21年度に採択された文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム(戦略GP)」選定取組「在宅医療と福祉に重点化した薬学と看護学の統合教育とチーム医療総合職養成の拠点形成」事業として実施したもの。本事業は長崎県内で薬剤師と看護職の養成課程を持つ国公私立の3大学(長崎大学、長崎県立大学、長崎国際大学)が、長崎県、長崎県薬剤師会、長崎県病院薬剤師会、長崎県看護協会、長崎県医師会の5団体と長崎薬学・看護学連合コンソーシアムを組織し、在宅医療・福祉・介護をつなぐ大学連携と多職種チームケアの専門職養成教育に取り組んでいるものです。当日は3大学の教員や学生、地域の方、また北海道や大阪の大学関係者など164名が参加しました。 はじめに、開会あいさつを代表校の代表として片峰茂学長が、「長崎県内の3大学の連携取組の成果や課題を公表し、関係団体や地域の皆様との情報交換を通して、これからも前進してまいりたい」と述べました。続いて、連携校代表あいさつとして太田博道長崎県立大学長と潮谷義子長崎国際大学長の2名が「これからも大学連携による教育の組織的改善や大学の地域社会貢献に関する活動を進めてまいりたい」と述べました。 後半では、まず長崎薬学・看護学連合コンソーシアムの取組成果について、連携3大学の運営関係者から在宅医療・多職種連携に関する共同授業や合同実習、現職者への生涯学習支援の各内容に関して報告が行われました。続いて、大学連携の成果と今後をテーマに、連携3大学の運営関係者と樋口室長によるパネルディスカッションが行われ、その中で共同授業や合同実習を受講した学生から有意義な授業であったとの発言もあり、シンポジウムは大盛況のうちに閉会しました。
|
|