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各学部・研究科等の理念

各学部・研究科等の理念

多文化社会学部

■理念
大学教育における基本的教養と専門の基盤となる幅広い知識を修得させるとともに、多文化社会において必要とされる人間力と社会力を身につけ、多様な文化的背景を持つ人々と協働し、グローバル化する社会を担い、たくましく生き抜く力を有する人材を養成します。
■教育目標
人文社会系学部の学士課程教育における専門性を担保しつつ、グローバル人材の基盤的資質としての高度な外国語の運用能力、コミュニケーション能力及びジェネリックスキルの涵養に重点的に取り組みます。すなわち、人文社会系諸分野を「多文化社会」の観点から再編・統合することで、政治・法律・経済等の社会科学系の知識と考え方と、世界の各地域の多様な社会・文化・歴史・宗教を理解できる人文学系の知識と考え方とをあわせ持つ人材を育成し、言語的・文化的背景を異とする人々と協働して、国際社会の様々な課題の解決に向けて行動できる人材を世界に送り出します。

教育学部

本学部における教育理念は、人間形成に関わる専門的学術の研究を通して高度な学識と豊かな人間性および実践的な指導力を備えた専門的教育者を育成することです。
教員には、教育者としての使命感と豊かな人間性、深い教養、教育の理念、教科に関する専門的学力、優れた教育技術および幼児・児童・生徒の理解等、専門職としての高度の資質と能力が求められています。また、高度情報化や国際化の進展など社会が変化する中で、新たな教育の課題が生まれており、教員には、これらの課題に適確に応えていく能力も求められています。
したがって、本学部では、人間教育の基礎とされる幼児教育、初等教育、中等教育および特別支援教育に携わる優れた指導力を備え、幼児・児童・生徒の成長と発達についての深い理解の上に優れた専門の学術・技能を身につけた豊かな識見と、新しい教育課題に適切に対応できる能力を持つ教育者の養成を目標としています。

経済学部

経済学部は、「グローバルな視野を持って現代の経済・経営の諸問題を解決できる実践的エコノミストの養成」を教育理念として、現代経済社会の諸問題を解決し、社会の調和的発展に貢献する人材の育成を教育目標としています。

医学部

医学科

医学部医学科は、ポンペの言葉「医師は自らの天職をよく承知していなければならぬ。ひとたびこの職務を選んだ以上、もはや医師は自分自身のものではなく、病める人のものである。もしそれを好まぬなら、他の職業を選ぶがよい。」を建学の基本理念とし、卒業生に以下の学修成果を身につけることを教育目標としています。
・豊かな人間性と高い倫理観を持ち、良好な人間関係を構築できる能力
・医学・医療の基本的知識と技能を有し、チームの一員として診療に参加できる能力
・医科学領域における課題探求・解決能力を有し、論理的思考ができる能力
・グローバルな視点を有し、地域社会および国際社会に貢献できる能力

保健学科

医学部保健学科は、生命や人間の尊厳に基づく心豊かな教養を備え、高度な専門的知識・技能を修得し、広く社会に貢献できる資質の高い医療専門職の育成を教育理念とし、卒業生に以下の諸能力・資質を身につけることを教育目標としています。
1.豊かな教養と高い倫理観を身につけた心豊かな人間性
2.高度の専門的知識と技能を身につけ、自主性と創造性に富む柔軟な思考力
3.チームの一員として、地域医療に貢献できる能力
4.生涯を通して、科学的探求の態度を継続できる能力
5.専門性の確立を目指し、他領域の人々と連携できる学際的能力
6.医療専門職者として幅広い社会活動や国際医療活動ができる能力

歯学部

■理念
基本的教養と幅広い歯科口腔医学専門知識を修得し、今後の歯科口腔医学、歯科口腔医療を切り拓くとともに社会に信頼される歯科医師および研究者を養成する。
■教育目標
長崎大学の理念等に基づき、責任感、社会性、倫理観、豊かな人間性、コミュニケーション能力、協調性、リサーチマインドを備え、先進的な歯科口腔医療に対応できる幅広い知識と基本的技能を身につけた人材を育成する。特に、離島等の地域歯科口腔医療について保健・医療・福祉の側面から総合的に考えることができる歯科医師、および高度の専門的知識と経験、課題探求能力を身につけた研究者・教育者の養成を積極的に推進することを目標とする。
さらに、学校推薦型選抜者および履修希望者を対象とした「歯学研究コース」では、大学院進学を前提に、臨床歯科口腔医学、基礎歯科口腔医学、口腔生命科学を切り拓く将来の担い手を養成することによって、ひいては歯科口腔医学を発展させることを目標とする。

薬学部

■理念
「ヒトの健康を目指して」の標語のもと、医薬品の創製、医療、健康・環境に関する基礎および応用の科学を教育、研究すること、並びに「くすり」の専門家として社会的使命を遂行し得る人材の養成を以て社会に貢献する。
■教育目標
1.大学教育における基本的教養と専門の基礎となる幅広い知識を修得させ、豊かな人間性と高い倫理観を持つ人材を育成する。
2.薬学に関する高度の専門的知識を修得させ、薬の専門家として社会に貢献しうる人材を育成する。

情報データ科学部

情報データ科学部は、高度情報化社会の基盤を支える情報技術とデータ分析技術に関する教育、研究において未来を拓く科学技術を創造することによって、社会の持続的発展に貢献することを教育理念とし、情報科学者として要求される課題解決能力、価値創造能力、コミュニケーション能力および技術者倫理を身につけた人材を養成することを教育目標としています。

工学部

アジアの鼓動響く街長崎で、知と心と工学センスを育み、未来を拓く科学技術を創造することによって、社会の持続的発展に貢献することを教育理念とし、これに則して、工学技術者として要求される課題探究能力、コミュニケーション能力および技術者倫理を身につけた人材を養成することを教育目標としています。

環境科学部

環境科学部は、人間と環境の調和的共生という人類史的な課題に対し、自然と人間との調和を踏まえた自然環境の保全と持続可能な人間社会の創造・実現に寄与する人材の育成を教育理念とし、この理念を実現するために以下を教育目標としています。
1.文系・理系の両面から環境をめぐる諸問題を多角的に捉える視座を持つ人材を育成する。
2.実践的環境スペシャリストとして環境問題解決の専門的知識や能力を持つ人材を育成する。
3.情報処理、実験技法、フィールド調査、コミュニケーションに関する知的技術を持つ人材を育成する。

水産学部

長崎に根づく伝統的文化を継承しつつ、豊かな心を育み、水産科学を学修・創造することによって、地域や海外を含めた社会の調和的発展に貢献する能力と資質を修養します。

多文化社会学研究科

博士前期課程では、21世紀の多文化社会的状況において、文化的他者への理解や共感を第一義に据えて多様な文化や社会、理念や利害を洞察し、自らが有する確かな専門知とともに異なる専門知をも横断的に繋ぎつつ、「多文化社会学」の超域的かつ俯瞰的な見地から問題の発見・説明・予測・解決に取り組むことができる人材を養成する。
博士後期課程では、21世紀の多文化社会的状況がもたらす諸問題について、「多文化社会学」に関する高度に専門的な知識に基づき、「問題本質の見極め」と「問題解決に向けた多様な解の提示」を目指し、21世紀の学問に求められる価値の創生と普及及び生命、精神、社会文化の持続可能な世界の構築に資する、国際的発信能力を備えた研究者及び高度専門職業人を養成する。

教育学研究科

精深な専門知識と技能を授けることにより、創造性豊かな研究能力と高度な教育実践力を備えた人材を育成することを理念とし、教職と教科に関する高い専門的な知識と能力を修得し、学校教育に係る優れた実践能力と資質を備えた人材を養成すること、また現職教員の再教育にも努め、教員の資質の向上及び学校教育の振興に資することを目的とする。

経済学研究科

《博士前期課程》
【教育理念】
経済社会の問題にかかる研究および解決に取り組む高度専門職業人を輩出することによって、経済社会の持続的発展に貢献する。
【教育研究上の目標】
社会的枠組みの再編が進む中、多様な学問領域からの接近が求められる経済社会の問題について、研究および実践的な解決に取り組む人材を育成するために、体系的知識の教授と応用力の涵養、ひいては深遠な問題を追及する研究能力や実践的問題解決能力を培う。
《博士後期課程》
【教育理念】
合理的で迅速な意思決定能力を身につけた、トップマネジメントに代表される組織のリーダー、あるいはその侯補者などの育成をその目的とする。
【教育研究上の目標】
トップマネジメントをはじめとする組織のリーダーに必要不可欠な意思決定能力を養成することにより、十分に研究能力を有する高度専門職業人を育成し、経済社会の発展に資することを目的とする。

総合生産科学研究科

工学・化学・水産学・環境科学・情報データ科学の技術と英知を結集し、再生可能エネルギー開発、 水環境技術推進、国土強靭化・減災と環境との共生、水産資源の活用等、地域振興に根ざした技術革新と持続可能な社会構築に貢献し、炭素循環社会の実現に向けて、最先端技術を創出するとともに、グローバルな危機的課題を解決できる研究者、高度専門職業人を養成する。

工学研究科

■理念
自然と共生し、人類社会の持続的発展に貢献する高度な工学教育研究拠点として、工学の幅広い分野における専門的・学際的知識及び高度専門技術を修得し国際的に活躍できる高度専門技術者・研究者を養成するとともに、先導的・独創的研究の遂行により次世代の革新的科学技術の推進に貢献する。

■教育目標
工学の幅広い分野における専門的・学際的知識及び高度専門技術を修得させ、課題探求・問題解決能力及び国際的・先導的な研究開発能力を修得させる。

水産・環境科学総合研究科

水産科学、環境科学及び両者を融合させた学際的・総合的分野の教育研究を推進することにより、環境や食料等の問題解決に貢献する実践的指導力を持つ高度専門職業人並びに国際性の高い研究者等の人材を養成し、環境と調和した人類の生存を実現するための新たな学際科学の創出と発展に資する。

医歯薬学総合研究科

「長崎大学大学院医歯薬学総合研究科は医学、歯学及び薬学の知を結集し、生命・医療科学分野における教育研究内容の学際化・高度化・先端化及び国際化を図ることによって、高度の専門知識・技術を基盤にした医療科学の発展に資する。」
医・歯・薬のそれぞれの研究科を再編統合し、研究教育の拠点を大学院にシフトすることによって、「知」を再構築、結集し、生命・医療領域における急速な高度化・専門化に対応する。高度の専門的知識と技術を基盤にした世界をリードする研究の展開及び基礎研究、先端医療、創薬、保健行政、国際貢献などの分野で世界をリードする高度の専門的知識と経験を有した研究者、教育者、高度専門職業人の育成を図る。

熱帯医学・グローバルヘルス研究科

21世紀になり経済、産業や流通のグローバル化が進み、自然・社会環境に関する諸問題も地球規模で考えなければならない時代になりました。とりわけ、環境の変化に影響される感染症やメンタルヘルス、生活習慣病などの疾病対策には、時に国や地域の境界を越えた「グローバルヘルス」という新たな概念が必要となります。
熱帯医学・グローバルヘルス研究科においては、あらゆる既存の学術境界を越えた新たな総合的アプローチにより世界の健康問題の解決をめざす「グローバルヘルス領域」で国際的に活躍できる人材を養成することを目的としています。

プラネタリーヘルス学環

プラネタリーヘルス学環では、学際的な教育・研究を通して、人間社会と地球•生態系の共存を主要な課題とするプラネタリーヘルスの実現に貢献できる人材の養成を目的としています。この目的のために本学環の公衆衛生学博士Doctor of Public Healthプログラムでは、プラネタリーヘルスの中核となる地球規模での公衆衛生に関わる科学、政策および実践を橋渡しできるプロフェッショナル人材を養成します。

熱帯医学研究所

熱帯地域に存在する複雑多様な自然・社会環境が、熱帯病をはじめとする錯綜した健康問題を引き起こし続けている。国際交流の進展が著しい今日、これらの問題は世界的視野に立って解決されなければならない。
この認識に基づき、熱帯病の中でも最も重要な領域を占める感染症を主とした疾病と、これに随伴する健康に関する諸問題を克服することを目指し、関連機関と協力して以下の項目の達成を図る。

  1. 熱帯医学及び国際保健における先導的研究
  2. 研究成果の応用による熱帯病の防圧並びに健康増進への国際貢献
  3. 上記に係る研究者と専門家の育成

病院

基本理念

長崎大学病院は、最高水準の医療を提供するとともに、人間性ゆたかな優れた医療人を育成し、新しい医療の創造と発展に貢献する。

基本方針

  • 人間性を重視した患者本位の医療を実践する。
  • 世界水準の医療と研究開発を推進する。
  • 倫理性と科学性に基づいた医学・歯学教育を実践する。
  • 離島及び地域医療体制の充実に貢献する。
  • 医療の国際協力を推進する。