近年、自然界に生息するコウモリからニパ・SARSを代表とする多くの病原微生物が発見され、新興感染症の発生源として注目されています。 しかし、コウモリは病害虫の捕食者であり、果物の受粉や種まきをしてくれるなど、地球のエコシステムにおいて大きな役割を担っています。こうしたコウモリの不思議な生態や、ベトナムで行っているコウモリの血清疫学調査について紹介します。 日時:平成24年7月6日 19時00分〜20時30分場所:長崎市立図書館(新興善メモリアルホール1階) 講演者:長崎大学熱帯医学研究所 教授 長谷部太 |