2025年11月25日(火曜)
長崎大学多文化社会学部・河村研究室及び長崎大学グローバルリスク研究センターでは、2025年11月25日(火)に、ライデン大学法学部のジェーソン・ルドール先生をお招きし、下記の⼀般公開セミナーを開催いたします。
ジェーソン・ルドール先生は国際法の専門家で、今回、「気候変動に関する国際司法裁判所(ICJ)の勧告的意見:楽観論、悲観論、懐疑論」と題し、2025年7月23日(水)に国際司法裁判所が発表した、各国に気候変動対策を講じる義務があるとする国際法上の勧告的意見について解説いただきます。勧告的意見には法的拘束力はないものの、国際司法裁判所による権威ある法的見解が示されたことは、国際社会にとって極めて重要な意味を持ちます。講演は英語で行われ、同時通訳はございませんが、一般の方にもご参加いただけます。
ライデン大学は1575年創立のオランダ最古の大学であり、人文学・自然科学・社会科学の各分野において国際的に高い評価を受けています。長崎大学とは1989年に医学部と交流協定を締結して以来、医学・人文社会科学など多分野での連携が続いています。とりわけ多文化社会学部には、日本で唯一となる「オランダ特別コース」が設けられており、学生たちはライデン大学への1年間の留学を通じてオランダ語や欧州の社会・文化への理解を深めています。
■日時: 2025年11月25日(火)14:30~16:00 ■場所: 長崎大学文教キャンパス 総合教育研究棟(多文化社会学部棟)3階33講義室 ※添付ポスター参照 ■内容: 「気候変動に関する国際司法裁判所(ICJ)の勧告的意見:楽観論、悲観論、懐疑論」 ■講師: ジェーソン・ルドール助教(ライデン大学法学部) ■申込:事前申込は不要 |
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