2025年11月14日(金曜)
このたび、ALS患者の在宅診療や、がん以外の緩和ケアに長年取り組まれてきた国際医療福祉大学教授の荻野美恵子氏をお迎えし、講演会を開催いたします。
荻野教授は、2024年に開催された日本在宅医療連合学会で大会長を務め、「患者が“命を終えたい”と言ったとき」をテーマに特別企画を主宰されました。この企画には医療者だけでなくALS患者も登壇し、白熱した議論が交わされました。また、NHKスペシャル「患者が“命を終えたい”と言ったとき」やNHKハートネットTV「筋肉が動かなくなる難病 ALSのリアルな日常」にもご出演され、ALS患者やその家族と長年向き合ってこられたご経験は、広く社会の注目を集めました。 |
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参考:NHKハートネットTVフクチッチ「ALS」 前編 後編
医療の現場では、患者さんやご家族から「呼吸器を外してほしい」「もう終わりにしたい」と求められることがあります。
その時、私たちに何ができるのでしょうか。容易に答えが出ない複雑な問いに真剣に向き合い、その重さを一人で抱え込まず、共に考え、分かち合うことが大切です。
本講演は、ALSの在宅診療や、がん以外の緩和ケアを深く学ぶことができる貴重な機会です。どなたでもご参加いただけますので、ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
講演テーマ:難病疾患の緩和ケアについて |
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