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学長室

放射線影響研究所設立30周年記念式典 学長挨拶

2005年11月11日

放射線影響研究所設立30周年おめでとうございます。心からお慶び申し上げます。

私が放影研のことを知ったのは20年近く前のことです。私が長崎大学に着任して間もないころでした。放影研と長崎大学医学部との懇談会があり,重松逸造理事長のご紹介で故・林一郎長崎大学名誉教授に初めてお目にかかり,林先生の知遇をうけることができたことを思い出します。その時以来,重松逸造先生,長瀧重信先生,ベネット先生,そして大久保利晃先生と歴代の理事長先生には公私にわたり本当にお世話になりました。厚くお礼申し上げます。

長崎大学は21世紀COEに「放射線医療科学国際コンソーシアム」が採択され,放射線健康影響研究の世界拠点を目指していますが,これは長年にわたる放影研とのパートナーシップによって初めて可能となったものです。あらためて厚くお礼申し上げます。

さらにまた,今年からは,大久保利晃理事長の呼びかけのもと,放影研,広島大学原爆放射線医科学研究所,放射線医学総合研究所,そして長崎大学が連携して世界の放射線医学研究をリードする研究ネットワークを構築する運びとなっております。この仕事はすでに歴史的事実として定着しているこれまでの放影研の業績成果をさらに飛躍発展させるものであり,また長崎大学のさらなる発展に不可欠の仕事と存じております。長崎大学はこれに全面的に参加,協力いたします。どうかよろしくお願いいたします。

放射線影響研究所の今後ますますのご発展を祈念いたしまして祝辞に代えさせていただきます。

(2005.11.11 ウェルシティ長崎)