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シーボルトハウス館長(オランダ王国ライデン市)らが片峰学長を表敬訪問

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。

10月28日、クリス・スヒールマイヤー・シーボルトハウス館長が片峰学長を表敬訪問されました。スヒールマイヤー館長は、今回、オランダ王国国王ご夫妻の来日に合わせ、この機会に来崎されたものです。

シーボルトハウスは、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796−1866)が日本滞在中に集めたコレクションを展示する日本博物館であるとともに、日蘭間の学術・文化・経済交流に関する日本センターでもあります。また、本学は、教育や学術研究において、ライデン大学と活発な交流実績を持つ歴史があり、これらの歴史も背景に、シーボルトハウス館内に長崎大学在ライデン国際交流推進室を設置しています。

片峰学長との懇談では、本学の山下龍言語教育研究センター助教及び沼田邦子シーボルトハウス職員が同席し、日蘭交流や多文化社会学部の取組みなどが和やかに話し合われた後、長崎大学在ライデン国際交流推進室継続のための契約書が取り交わされました。


シーボルトハウス ホームページhttp://www.sieboldhuis.org/



懇談するスヒールマイヤー館長と片峰学長ら

懇談するスヒールマイヤー館長と片峰学長ら

スヒールマイヤー館長と片峰学長

スヒールマイヤー館長と片峰学長