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工学研究科電気・情報科学部門黒川不二雄教授、同総合工学専攻電気電子工学コース博士前期課程2年の古川雄大さんが、Best Paper Award(最優秀論文賞)を受賞

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
2014年9月21日から24日にかけてアンタルヤ(トルコ)にて開催されたIEEE IES (米国電気電子学会産業エレクトロニクス部門)およびIEEE IAS (同産業応用部門)協賛の第16回「International Power Electronics and Motion Control Conference and Exposition (PEMC,国際パワーエレクトロニクスおよびモーションコントロール会議および展示)」において、工学研究科 電気・情報科学部門電気電子工学分野黒川不二雄教授と工学研究科総合工学専攻電気電子工学コース博士前期課程2年古川雄大さんが、"High Performance Digital Control Switching Power Supply"と題する論文で、Best Paper Award(最優秀論文賞)を受賞しました。

本賞は、本国際会議のきわめて優秀な論文に対し贈られるもので、本年度はすべての発表(253件)から1件について贈られました。また、本国際会議の採択率は53%と低く、優秀な論文が集まった中での受賞となりました。

受賞対象となった論文では、ディジタル制御の本質的な欠点である時間遅れの影響を抑制する方式を提案しており、従来の方式に比べて特段の優れた応答性を実現しています。これは、近年、注目を集めているディジタル制御電源の発展に大きく寄与するものです。

なお、授賞式は同国際会議開催期間中の9月23日にアンタルヤ(トルコ)にて執り行われました。

工学研究科 電気・情報科学部門 黒川不二雄 教授

工学研究科
電気・情報科学部門
黒川不二雄 教授

工学研究科総合工学専攻 電気電子工学コース 博士前期課程2年 古川雄大さん

工学研究科総合工学専攻
電気電子工学コース
博士前期課程2年
古川雄大さん

賞状