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学術交流協定校等の教授による講演会を開催

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。

1月5日と13日に、経済学部講義室において、学術交流協定校及び協定予定校の3名の教授による講演会を開催しました。
これは、1月7日と8日に、経済学部が東京証券取引所で開催した「the 10th International Conference on Asian Financial Markets and the 1st World Conference on Risk, Banking and Finance 2015」に参加した海外の大学の教授を経済学部に招聘し開催したもので、併せて学術交流に関する打合せも行いました。
経済学部生及び教職員を対象とした英語によるこの講演は、難解な部分もありましたが、学生には海外の著名な教授の講演を拝聴するという良い経験になりました。
講演概要は次のとおりです。

・演者 フローレンス大学Oliviero Roggi 教授(イタリア)
・演題 「Sovereign risk and country risk premium」
・概要 取引相手先国の外貨資金繰り悪化から対外債務履行が不可能になるリスクと海外投融資や対象国の政治・経済・社会環境の変化のために、個別事業相手が持つ商業リスクとは無関係に収益を損なうリスクについて

・演者 ポーツマス大学ビジネススクールAlan Collins教授(イギリス)
・演題 「Business Performance and Environmental Reporting」
・概要  ビジネス業績指標と温室効果ガスについての任意開示の関係性について

・演者 カフォスカリベネチア大学Giorgio Bertinetti 教授(イタリア)
・演題 「From share value to shared value」
・概要 倫理と持続可能性といった社会的責任への投資の重要さについて

Roggi教授の講演

Roggi教授の講演

リエゾン機構にて学術交流協定に関する打合せ

リエゾン機構にて学術交流協定に関する打合せ

附属図書館(本館)の視察

附属図書館(本館)の視察

左より岡田学部長、Bertinetti教授、Collins教授、須齋教授(学部長室)

左より岡田学部長、Bertinetti教授、
Collins教授、須齋教授(学部長室)