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大学の世界展開力強化事業 アジア平和と人間の安全保障大学連合長崎短期集中プログラムを実施

2月8日(日)から20日(金)まで、国際健康開発研究科、多文化社会学部では、世界展開力強化事業※、長崎プログラム(短期研修)を実施しました。
【長崎プログラム】
今年度、国際健康開発研究科、多文化社会学部が長崎ショートステイプログラムを主催しました。長崎の特色を最大限生かし、人間の安全保障と健康・ウェルビーイングを軸に、長崎および周辺地域の歴史的、社会的、文化的背景を踏まえ、社会生活環境の諸課題を通じて平和と人間の安全保障について総合的に理解を深めることを目的としました。
2月9日(月)からプログラムが始まりました。国内外の有識者や実務家、当事者によるセミナー、講義、フィールド視察では、平和学習、アジアの非核化、放射線被ばくと健康、戦後日本の保健医療福祉政策の変遷、高齢化や少子化、ジェンダー等多岐にわたるトピックを扱い、複眼的に人間の安全保障について学びました。また2月14日(土)-16日(月)には熊本県水俣市への視察を行い、水銀汚染による被害うけた地域を歩きました。参加学生は、地元の研究者によるレクチャー、地域で活動するNPOや患者会の声を直接聞き、問題の複雑さを実感するとともに、自分たちの地域でも起こっている(あるいは将来起こりうる)共通課題であると認識しました。
アジアの一員である私たちが長崎や近隣地域の事例から共に学び、今後にどう繋げていくか、毎日活発に意見交換を行いました。
なお2月9日(月)に実施した国際セミナーは長崎大学学長裁量経費の支援を受け実施いたしました。
※【大学の世界展開力強化事業「アジア平和と人間の安全保障」プロジェクト】
「アジア平和と人間の安全保障」プロジェクトは、2011年文部科学省の採択をうけた5年間の学生交流事業です。本大学を含む国内4大学がコンソーシアムを組み、アセアンから選ばれた6大学との大学間交流の促進、高等教育の質保証を目的に、短期・長期の学生派遣・受入れを行っています。
国内4大学からなるコンソーシアムには、大阪大学、広島大学、名桜大学(沖縄)が加盟し、アセアン6連携大学は、フィリピンデラサール大学、タイチェンマイ大学、インドネシアアチェ シアークアラ大学、シンガポール南洋工科大学、カンボジアパンニャーッサ大学、東ティモール国立東ティモール大学から構成されています。
短期プログラムでは、2週間程度の短期研修を年間2度開催し、日本国内の大学にアセアン連携校から留学生を受け入れるショートステイと、アセアン1校に日本国内の大学生を派遣するショートビジットを開催しています。長期プログラムでは、約6ヵ月間、交換留学を実施しています。
【受入れ期間】
2015年2月8日(日)-2月20日(金)
【プログラム】
添付資料参照
【関連サイト】
PAHSA web  http://peace-hs.osipp.osaka-u.ac.jp/
PAHSA FB  https://www.facebook.com/PAHSAcampus

2月8日(日)から20日(金)まで、国際健康開発研究科、多文化社会学部では、大学の世界展開力強化事業※、長崎短期集中プログラムを実施しました。

【長崎プログラム】
今年度、国際健康開発研究科、多文化社会学部が長崎ショートステイプログラムを主催しました。長崎の特色を最大限生かし、人間の安全保障と健康・ウェルビーイングを軸に、長崎および周辺地域の歴史的、社会的、文化的背景を踏まえ、社会生活環境の諸課題を通じて平和と人間の安全保障について総合的に理解を深めることを目的としました。
プログラム受入れにあたっては、多文化社会学部、教育支援課教養教育班にも連携・協力を得ながら部局横断的に実施しました。

2月9日(月)からプログラムが始まり、国内外の有識者や実務家、当事者によるセミナー、講義、フィールド視察では、平和学習、アジアの非核化、放射線被ばくと健康、戦後日本の保健医療福祉政策の変遷、高齢化や少子化、ジェンダー等多岐にわたるトピックを扱い、複眼的に人間の安全保障について学びました。また2月14日(土)-16日(月)には熊本県水俣市へフィールドトリップを実施し、水銀汚染による被害をうけた地域を視察しました。参加学生は、地元の研究者によるレクチャー、地域で活動するNPOや患者会の声を直接聞き、問題の複雑さを実感するとともに、自分たちの地域でも起こっている(あるいは将来起こりうる)共通課題であると認識しました。

アジアの一員である私たちが長崎や近隣地域の事例から共に学び、今後にどう繋げていくか、毎日活発に意見交換を行いました。

なお2月9日(月)に実施した国際セミナーは平成26年度大学高度化推進経費(公募プロジェクト経費)による国際学会・国際シンポジウム等開催支援事業の支援を受け、梨花女子大学国際関係学研究科教授Dr. Brendan Howe氏、タイ公衆衛生省Dr.Walaiporn Patcharanarumol氏を招聘しました。
国際セミナーチラシ 

 

※【大学の世界展開力強化事業「アジア平和と人間の安全保障大学連合」学生交流事業】
「アジア平和と人間の安全保障」プロジェクトは、2011年文部科学省の採択をうけた5年間の学生交流事業です。本大学を含む国内4大学がコンソーシアムを組み、アセアンから選ばれた6大学との大学間交流の促進、高等教育の質保証を目的に、短期・長期の学生派遣・受入れを行っています。

国内4大学からなるコンソーシアムには、大阪大学、広島大学、名桜大学(沖縄)が加盟し、ASEAN6連携大学は、デ・ラ・サール大学(フィリピン)、チェンマイ大学(タイ)、ナンヤン工科大学(シンガポール)、シアー・クアラ大学(インドネシア)、東ティモール国立大学(東ティモール)、パンナサストラ大学(カンボジア)から構成されています。
短期プログラムでは、2週間程度の短期研修を年間2度開催し、日本国内の大学にアセアン連携校から留学生を受け入れるショートステイと、アセアン1校に日本国内の大学生を派遣するショートビジットを開催しています。長期プログラムでは、約6ヵ月間、交換留学を実施しています。

【受入れ期間】2015年2月8日(日)-2月20日(金)
【プログラム】添付資料参照
【関連サイト】PAHSA web  http://peace-hs.osipp.osaka-u.ac.jp/
PAHSA FB  https://www.facebook.com/PAHSAcampus

国際セミナーでの討論会

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水俣市(熊本県)を視察し、公害による環境、健康、社会 的影響を学ぶ

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長崎市医師会保健福祉センター(陣野紀代美氏)による 高齢者体験と在宅高齢福祉の講義

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修了式

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