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パグウォッシュ会議事務総長らが片峰学長を表敬訪問

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
4月3日、Pugwash2015開催地視察のため、来日しているパグウォッシュ会議のPaolo Cotta Ramusino 事務総長、Sandra Ionno Butcher事務局長、Claudia Vaughnコーディネーターが片峰茂学長を表敬訪問されました。同会議は、核戦争による人類絶滅の危険性と、戦争以外の手段による国際紛争解決を訴えた1955年のラッセル・アインシュタイン宣言をきっかけに、1957年に世界各国の22人の科学者がカナダの漁村パグウォッシュ(Pugwash)に集まり、核兵器の危険性、放射線の危害、科学者の社会的責任について真剣な討議を行ったことから始まりました。
日本においても、1995年(第45回)と 2005年(第55回)に、パグウォッシュ年次大会が広島で開かれました。そして、今年11月、長崎の伊王島で第61回パグウォッシュ会議が開かれます。
懇談の中で、Ramusino事務総長らは、片峰学長へ会議の開催についての紹介や大学の協力に対する感謝の意を表され、被爆地・長崎で開催できることの意義をお話しされました。また、核兵器廃絶を目指して、活躍するナガサキ・ユース代表団やRECNAサポーターズの学生たちの存在を励まされました。

パグウォッシュ会議ホームページ


 




 懇談するRamusino事務総長と片峰学長ら

懇談するRamusino事務総長と片峰学長ら

記念撮影

記念撮影