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IARC(国際がん研究機関)環境・放射線部長らが片峰学長を表敬訪問

6月2日(火)、International Agency for Research on Cancer (IARC、国際がん研究機関)のDr. Joachim Schüz環境・放射線部長、Dr. Ausrele Kesmeniene同副部長、及びTurku 大学付属病院の医師でIARCコーディネーターの Dr. Eero Suonioが片峰学長を表敬訪問されました。IARCは、フランスのリヨンにあるWHO(世界保健機関)のがん研究専門機関です。さまざまな国の研究機関と共同で世界がん登録の整備公表や疫学研究に取り組んでおり、長崎大学原爆後障害医療研究所ともチェルノブイリ原発事故後の健康影響に関する共同研究を行っています。今回、Schüz部長らは、原爆後障害医療研究所の関係者と放射線と健康リスクについての欧州プロジェクトの協議、及び大学院セミナー講演と若手研究者の交流活性化の為に来学されました。
片峰学長との懇談では、山下理事からIARCによる福島原発事故後の支援が紹介されたほか、Schüz部長からIARCの組織体制などが説明されました。片峰学長が長崎大学における成人T細胞白血病の地域研究と介入予防の成果などについて説明されると、Schüz部長らは大変関心をもたれ、来年6月予定のIARC創立50周年記念行事の紹介もありました。

IARCホームページ

懇談風景

懇談風景

IARC関係者との記念撮影

IARC関係者との記念撮影