2015年07月06日
長崎大学、福島県立医科大学は「災害・被ばく医療科学共同専攻(修士課程)」の大学院設置を文部科学省に報告、届出、2016年4月より開設することとなりました。本大学院は、長崎大学と福島県立医科大学が共同で教育課程を持つ大学院です。 2大学による共同大学院としたのは、被ばく医療、放射線健康リスク制御の分野で実績を持つ長崎大学と、東日本大震災を経験し災害医療分野での実績と貴重な経験を持つ福島県立医科大学がそれぞれの独自の実績と強みを持ち寄り、相乗的に総力を結集し、人材の育成を図るためです。 2011年3月11日の東日本大震災、津波とそれに続いた福島第一原子力発電所事故では、緊急時から復興期にわたる長期の医療、保健活動に適切に対応できる人材が絶対的に不足していることが明らかになりました。今後想定される首都直下・南海トラフ地震等の大規模災害、世界で進む新たな原子力発電所建設で想定される事故などにおいて放射線災害を含む複合災害に対し、長期にわたって健康被害に適切に対応できる人材を育成、輩出してまいります。 ●2大学学長メッセージ(PDF147.31 KiB) ●資料(PDF1.54 MiB) 【お問い合わせ先】 公立大学法人福島県立医科大学 広報コミュニケーション室 松井(まつい)、日野(ひの) 電話024-547-1016 国立大学法人長崎大学 医歯薬学総合研究科学術協力課 深堀(ふかほり) 電話095-819-7193 |
(左から) 会見の様子
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