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「第20回長崎国際医学生奨励賞」の授賞式を挙行

   9月13日、カザフスタン共和国のセメイ市にあるセメイ医科大学で、「第20回長崎国際医学生奨励賞」の授賞式を挙行しました。

   長崎国際医学生奨励賞は、長崎大学医学部医学科昭和53年度卒業生の御厚意により1998年に設立されたもので、以来セメイ医科大学の優秀な医学生を顕彰し、長崎とセメイの懸け橋となってもらうべく、これまでに合計35名の医学生に授与されています。

   今年はMariya Bekbolatova(マリヤ・ベクボラトーワ)さんとAigerim Kassymkhanova(アイゲリム・カッシムカノーワ)さんの2名の女子医学生が授賞しました。2名の学生は学業優秀で、セメイ医科大学のイェルシン・ジュヌソフ学長が臨席した授賞式の際には、流暢な英語で御礼と今後の抱負を述べてくれました。

   授賞式後には、原爆後障害医療研究所の高村昇教授と折田真紀子助教が「放射線被ばくと健康影響」と「福島第一原子力発電所事故後のリスクコミュニケーション」と題する講義を行いました。

   講義には、セメイ医科大学の国際枠の学生約30名が参加し、講義後には英語での活発な質疑応答が行われました。長崎大学とセメイ医科大学は20年以上にわたる活発な交流を継続しており、今後も教育・研究分野における協力体制を継続する予定です。

Mariya Bekbolatovaさん(中央)とセメイ医科大学学長(右),高村教授(左)
Mariya Bekbolatovaさん(中央)とジェヌソフ学長(右),高村教授(左)
Aigerim Kassymkhanovaさん(中央)とセメイ医科大学学長(右),高村教授(左)
Aigerim Kassymkhanovaさん(中央)とジェヌソフ学長(右),高村教授(左)