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ながさき海援隊、ゴミ調査をベトナム南部MoO干潟で実施

   8月30日から9月1日にかけての三日間、ベトナム南部ソクチャン省チャンデ郡モーオー(MoO)干潟において、長崎大学の海岸清掃サークル「ながさき海援隊」が今年も現地の大学生(カントー大学水産増殖学部環境学部の学生3名)、ボランティア15名と共にゴミの調査を行いました。
   この調査は経団連自然保護基金の支援を受けたもので、二年目となる今年は干潟およびマングローブにおける漂着ゴミ数と重量の詳細が調べられました。調査結果によって、マングローブ域にゴミとくにビニール袋が漂着するメカニズムが明らかにされることが期待されており、長崎ベトナム友好協会の協力の元、本学経済学部の宇都宮譲准教授(うつのみや ゆずる)とグローバル連携機構の藤野忠敬助教(ふじの ただのり)が、調査方法を指導・実施を支援しています。

マングローブ呼吸根密度を記録するながさき海援隊メンバーとカントー大学学生 回収したゴミの重量と写真を記録

左)マングローブ呼吸根密度を記録するながさき海援隊メンバーとカントー大学学生
右)回収したゴミの重量と写真を記録

   調査の様子はクチャン省一帯のニュース番組で紹介されました(抄録版)。また、調査時に撮影した写真を用いて作成したマングローブツアー(リンク先にて画面右下にある黄色い人形アイコンをクリック)をGoogleストリートビューにて公開中です。
   今後結果の解析が進められ、2019年3月にベトナムにて開催されるワークショップおよび学術雑誌各誌にて公表される予定です。

調査チームメンバー集合写真

調査チームメンバー集合写真