2020年08月18日
8月9日(日)午前10時55分から医学部記念講堂において,学長,医学部長,教職員ら約40人の出席のもと原爆犠牲者慰霊祭が執り行われました。本慰霊祭は,原爆死没教職員・学生898人の御霊を慰めるため毎年実施されておりますが,本年は新型コロナウイルス感染予防のため,やむなく御遺族をはじめ学外者の参列を取りやめ,学内者中心での開催となりました。 はじめに式辞において前村医学部長から,被爆75年にあたり,被爆者の高齢化が年々進む中で、被爆体験をどう継承していくかが問われている今,国内唯一の被爆医科大学である長崎大学医学部は、「長崎原爆の記録」の最終章である「原爆よ再び地上に落つるなかれ」の言葉を胸に刻んで、今後も核兵器廃絶に向かって努力して行くとの決意を述べられました。 引き続き,原子爆弾炸裂時刻の午前11時2分に合わせて,参列者全員による黙祷が捧げられました。 つづいて,萩生田光一文部科学大臣からメッセージ」(代読)及び本学名誉教授の相川忠臣氏から原爆復興75周年記念講話をいただいたあと,河野学長ほか大学関係者ら参列者全員による献花が行われました。 献花の後,ご遺族を代表して調 漸氏よりご挨拶をいただきました。 式典の最後に,原爆復興75周年記念事業実行委員会委員宮﨑泰司原爆後障害医療研究所長により本事業の報告が行われました。 当日慰霊祭挙行の様子(動画) |
![]() 参列者全員による黙祷 |
![]() 式辞を述べる前村医学部長 |
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![]() 原爆復興75周年記念講話を語る相川氏 |
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![]() 参列者による献花の様子 |
![]() 記念事業の報告をする原爆復興75周年記念 事業実行委員会代表の宮﨑原研所長 |
![]() ご遺族を代表して挨拶される調 漸氏 |