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情報データ科学部の小林透教授と深江一輝特任研究員の異なるテーマが電気通信普及財団の助成にダブルで採択されました!

情報データ科学部の小林透教授と小林研究室の深江一輝特任研究員が申請していた異なる研究テーマが電気通信普及財団の2020年度研究調査助成にダブルで採択されました!

小林教授が申請していた研究テーマは、「公衆機器に近づくだけでスマホが操作画面に早変わりする非接触UI技術カメレオン」で、これは、コロナ禍で、公衆機器の操作パネルに直接触れることに抵抗があるという問題を解決するテーマです。具体的には、公衆機器に近づくと個人のスマホがその機器の操作パネルに早変わりし、そのスマホで操作が可能になるというWeb技術を研究開発するというものです(特許出願済)。これは、(動物の)カメレオンが、周囲の環境を検知し、それに自らの体を変容させることにヒントを得た技術であるため、カメレオン技術と呼んでいます。

深江特任研究員が申請していたテーマは、「ICT・AI技術を用いた浮沈式生け簀向け自動給餌装置の研究」で、これは、沖合養殖のための生け簀をスマート化することで、漁業者の負担軽減を図ろうとするテーマです。具体的には、海中での養殖魚の行動をモニタするためのマルチセンサプラットフォームを開発し、AIにより養殖魚の活性度を定量化することで、適切な自動給餌を可能とする研究です。海洋立県の長崎にふさわしい研究テーマです。

これからの情報データ科学部、小林研究室の研究成果にどうぞご期待ください!

深江一輝特任研究員(左)、小林透教授(右)

左から、深江一輝特任研究員、小林透教授