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「エナジーハーベスト型スマートブイ」開発に関する共同説明会を京セラと開催

「エナジーハーベスト型スマートブイ」試作機

 

この度、長崎大学と京セラ株式会社が共同開発した「エナジーハーベスト型スマートブイ」試作機が、実海域試験に成功しました。

 

このブイは、長崎大学の持つ潮流発電技術と京セラのIoT技術を融合して生まれました。ブイ自身に搭載した潮流発電システムで電力を賄い、海中の水温や潮流の方向など、これまで安定して収集することが難しかった海洋データの収集を可能にするものとして期待されています。

2021年7月14日14時から開催された説明会は、「京セラコミュニケーションシステム 長崎 Innovation Lab」を会場に、リアルとオンラインのハイブリッドで開催。地元長崎メディアのみならず、オンライン参加した東京、大阪、京都のメディアからも、実用化の時期や、発電量増加の可能性、応用が期待される業界等、数多くの質問が寄せられ、予定の時間を大幅に超えるまで熱のこもった質疑応答が続きました。

 

説明会には、長崎大学からは海洋未来イノベーション機構 機構長の征矢野清教授、坂口大作教授、経塚雄策教授が参加。「地域に根差す大学として、エナジーハーベスト型スマートブイ開発を通して、海と深い関わりを持つ長崎県の漁業や養殖業、海洋調査などの発展と強化に貢献していきたい」(征矢野教授)と抱負を述べました。

 

左から 長崎大学 海洋未来イノベーション機構 征矢野機構長,坂口教授,経塚教授

京セラ株式会社 経営推進本部 IoT事業開発部 能原氏,永山氏

 

 

エナジーハーベスト型スマートブイ(京セラ株式会社YouTubeチャンネルより)

 

 

リンク:

海洋未来イノベーション機構

京セラ エナジーハーベスト型スマートブイ開発に関するリリース