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ソラシドエア機内誌(ソラタネ5-6月号)に多文化社会学部の山下龍先生のインタビュー記事が掲載

ソラシドエア機内誌(ソラタネ5-6月号)に多文化社会学部の山下龍(のぼる)先生のインタビュー記事が掲載されました。

ソラタネ5-6月号表紙

掲載されたのは、「Amazing Kyushu Life」というコーナーです。
誌面では、以下のような、オランダ生まれの山下龍先生と日本との繋がりが紹介されています。

 


多文化社会学部(オランダ特別コース)の山下龍先生

山下先生は、オランダのライデン市生まれ。幼い頃に空手を始め、日本に興味を持ち、オランダで最も歴史のある大学、ライデン大学で日本学科を専攻しました。

大学時代、当時長崎県佐世保市のハウステンボスにあったライデン大学分校へ留学。卒業後、オランダに戻りKLMオランダ航空に入社。その後、日蘭交流事業で通訳をしたことがきっかけで、長崎県平戸市との国際交流員となり、1999年に再び日本へ。日本人女性と結婚し、日本国籍を取得しました。

また、山下先生は「茶道」に魅了され、今では茶道歴20年。長崎県平戸市を本拠地とする旧肥前平戸藩の藩主である松浦家に伝わる武家茶道「鎮信流」の教師でもあり、長崎大学に「鎮信流」の支部を作ることを目標に活動をされています。

鎮信流による茶道の点前の様子

誌面では、このような内容が和文と英文で掲載されています。機内では全文を読むことができます。ご覧になる機会がありましたら、ぜひご一読ください。

ここからは、山下先生と長崎大学との関わりを少しご紹介します。

山下先生は現在、グローバル連携機構の機構長特別補佐、多文化社会学部教員、言語教育研究センター教員、ライデン大学地域研究所研究員など様々な業務を兼任しています。

多文化社会学部では、「オランダ特別コース」に携わり、学生に「オランダ語」「日蘭比較文化」「オランダ現代社会論」を教えています。「オランダ語」を教える講義は世界でも珍しく、日本では長崎大学だけです。また、このコースの必修である、ライデン大学への1年間の長期留学も魅力の一つです。

 

山下先生監修のオランダ語の教科書

オランダといえば、風車やチューリップ、サッカー、キャラクターではミッフィーが有名ですが、実は国際的な様々な課題に大胆な政策を打ち出してきた国でもあります。例えば、移民政策、安楽死、ワークシェアリングなどです。近い将来、同じ課題に直面する国々にとっては、政策のお手本となる国です。留学の際には、これらの社会問題を直に経験し、学ぶことができます。

詳しくは、以下のホームページからどうぞ。

◆多文化社会学部オランダ特別コース
http://www.hss.nagasaki-u.ac.jp/about_enter-h29/holland-tokubetsu.html

◆多文化社会学部入試情報
http://www.hss.nagasaki-u.ac.jp/exam.html

◆教員紹介(多文化社会学部 山下龍)
http://www.hss.nagasaki-u.ac.jp/archives/professors/885