第54回日本結合組織学会学術大会において本田祐一郎助教（理学療法学分野）がYoung Investigator Awardを受賞

医歯薬学総合研究科 理学療法学分野の本田祐一郎助教が第54回日本結合組織学会学術大会（令和4年6月25日～26日、大阪）においてYoung Investigator Awardを受賞しました。
受賞演題は「不動化した骨格筋における線維化の発生メカニズムにはミトコンドリアの機能不全を介した筋核のアポトーシスが関与する」です。

本田助教が所属する運動障害リハビリテーション学研究室では、骨格筋が不動状態に曝されると線維化が惹起され、これには筋核のアポトーシスが関与することを報告してきました。そこで、本研究ではその上流の分子機構の探索を進め、不動状態に曝された骨格筋でミトコンドリアの機能不全を介したミトコンドリア膜電位の低下が生じ、これが筋核のアポトーシスに関与することを明らかにしました。
そして、この成果は骨格筋の線維化の発生メカニズムを解明する一助になるとともに、新しい治療戦略の開発にもつながる重要な知見であることから、本学会で高い評価を受けました。

運動障害リハビリテーション学研究室（主宰：沖田 実 教授）
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本田 祐一郎 助教

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