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ウクライナ学生が茶道の講義に参加

 

 7月4日(月)、ウクライナの学生8人が他の留学生とともに、日本文化を学ぶカリキュラムの一環で茶道の講義に参加しました。当日は、茶道裏千家淡交会長崎支部英語クラブT.N.E.Cの皆さんに大学にお越しいただき、講師を務めていただきました。
 

 学生たちは学内にある和室に設けられた茶室に入ると、その佇まいに押され、それまで賑やかに話していたのがウソのように静まり返り、英語で行われる茶道の歴史や作法についての説明を緊張した面持ちで聞き入りました。説明の後には先生方による、おもてなしのデモンストレーションを見学。一連の所作が終わるとホッと息を吹き返し、肩の力を抜いてお互いに顔を見合わせていました。
 

 その後、講義室に場所を移し、一人ひとり講師から手ほどきを受けながら、実際にお茶や和菓子をいただく体験をしました。最初はみな、表情も手もこわばっていましたが、講師の先生方からのお褒めの言葉を交えた丁寧なご指導で徐々に笑顔になり、賑やかな体験学習となりました。学生の中にはお茶のお代わりをお願いし、覚えた所作を「復習」する学生もおり、講師の先生も熱心にそれに応えていました。
 

  参加したウクライナの学生からは「茶道は初めての経験でとても楽しかった」「日本の文化とヨーロッパの文化の違いを発見し、とても興味深かった」「日本的な雰囲気を感じられる茶室が好きだった」などの声が挙がっていました。