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  • 教育・研究

ウクライナ学生が「長崎平和学」特別講義の一環として平和公園、原爆資料館を訪れました。

 


 7月26日(火)、環境科学部にて例年実施されているサマープログラムの「長崎平和学」特別講義にウクライナ学生8名が参加しました。この日は、1日を通しての集中講義となり、午前中は、核兵器廃絶研究センター(RECNA)のセンター長 吉田文彦教授および多文化社会学部の西田充教授を講師とする、特別講義を受講。その後、小グループで国や歴史的な背景が違うことが核兵器の廃絶や世界平和への意識に違いをもたらすのか、どのような貢献ができるのか、それらの中にも共通する理想があるのかといったこと等について積極的な意見交換が行われました。

 午後は施設見学が行われ、最初に平和公園へ向かいました。晴天で強い日差しの中でしたが、道中は引率の環境科学部の仲山英樹教授、グローバル連携機構の森保妙子助教からの解説を興味深く聞く様子が見られました。その後の、原爆資料館見学でも、それぞれが関心を持ったテーマについての展示を見て回りました。

 参加したウクライナの学生からは「この特別講義を用意してくれた長崎大学に感謝しています。核兵器を使用することがどれだけ恐ろしい事なのかを覚えておく必要があると感じました。」「核兵器を減らすことがいかに重要か学ぶことができ、知見が広がりました。日本だけでなく、他の国の核兵器問題について学ぶことができました。」「講義を聞いた後に自分たちの意見を述べる機会があり、よい経験となりました。」などの声が挙がりました。