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ウクライナ学生が浴衣着付けを体験

8月12日(金)ウクライナの学生6名が日本文化を学ぶカリキュラムの一環で浴衣着付け体験イベントに参加しました。

早起きをして鍛冶屋町にあるレンタル着物店に集合し、一面に所狭しと並べられた浴衣の中から、自分に似合う色や柄の浴衣を選び出し、スタッフの方々にも相談しながら、帯や小物を合わせました。着付けをしてもらった後は、髪型も思い思いのスタイルにセットしてもらいました。着付け中は日本人のスタッフから「かわいい~」の声が止まらず、ウクライナ学生もみな笑顔に包まれました。また、なかには帯が想像以上にきつく、あまりの苦しさに驚きを隠せない学生もいました。

着付け後は街に出て周辺の寺院で写真撮影をした後、明治23年に建てられた長崎の町家へ移動。土間や広いお座敷、縁側など日本古来の風景を残す、まるでタイムスリップしたかのような空間で、町家の歴史や文化などの説明を受けた後、ここでも写真撮影を楽しみました。

1時間ほど町家で過ごした後は、浜町アーケードへ移動し、ランチタイム。事前に調べていたのではなく、たまたま美味しそうだったから入ったという店は、偶然トルコライスの某有名店。覚えた日本語を一生懸命使いながら、長崎のご当地グルメを堪能していました。

その後は残念ながら突然の雷雨に見舞われ、さらなる散策は叶いませんでしたが、長崎の歴史ある街並みと日本文化を肌で感じ、たくさんの写真を撮影して、充実した一日となりました。