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  • 受 賞

熱帯医学研究所の有馬弘晃助教が第42回日本登山医学会学術集会において田中賞(若手最優秀演題賞)を受賞

  熱帯医学研究所の有馬 弘晃 助教(国際保健学分野)が第42回日本登山医学会学術集会(2022年6月18日~19日、富山県富山市)にて田中賞(若手最優秀演題賞)を受賞しました。
受賞演題名は「チベット高地民の女性における特異的なヘモグロビン動態」です。
 有馬助教が所属する国際保健学分野では、ネパールのムスタン地区(ツァラン:標高3560m)をフィールドとして、チベット高地民の特殊な遺伝子型や低酸素適応機構が彼らの健康状態にどのような影響を与えているかを研究しています。ムスタンのツァラン住民では女性のみで多血症がみられたことや、EGLN1遺伝子の非適応型SNP(Single Nucleotide Polymorphism:一塩基多型)を持つ女性で多血症の発症率が高い可能性があることなどを発表した演題が高く評価され、本賞の受賞に至りました。

有馬 弘晃 助教


■分野ホームページ
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/newrect/
 
■関連する過去のプレスリリース
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/science/science267.html