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長崎大学経済学部の学生らが長崎県諫早市の活性化に向けてワークショップに参加

  12月10日(土)、長崎大学経済学部山口ゼミは、長崎県主催の「女性の未来参画推進事業」の一環で地域の活性化に向けた意見交換を行う、ワークショップに参加しました。

  この事業は、県内の大学生が地元の団体等と連携しまちづくりに主体的に関わることで、まちの未来に参画し、地元への愛着を深めてもらう取組みです。昨年度から実施している島原地区での取組みに引き続き、今年度、新たに諫早地区で「諫早もりあげガールズ」と活動を始めました。学生の若い視点を取り入れ、諫早の魅力を伝え、諫早に来てもらうための方法等を検討しています。

   県内大学として、長崎大学と活水女子大学が参画し、2022年6月からフィールドワーク(諫早市の干拓の里、フルーツバス停、フレッシュ251など)や座談会を実施しています。
  今回、諫早市(県央振興局)で行われたワークショップでは、大学生と地元団体の「諫早もりあげガールズ」がグループに分かれ、各大学の検討状況について、中間発表と意見交換が行われました。

  検討しているテーマは、「新幹線開通で福岡の学生に諫早に来てもらう為のPR」です。
長崎大学の山口ゼミからは、「食に関心があり、その背景にあるストーリーも楽しみたい若者」をターゲットとして、「イチゴ」や「伊木力ミカン」など諫早の特産物に関する農園、工場、フルーツバス停、飲食店を巡る「旅プラン」のプレゼンがありました。

  このプランのコンセプトは、「エシカル消費×デトックス」です。
若者が日常から離れ、のどかな場所で食や自然を楽しむだけではなく、生産者や農地を訪ねることで人や地域との繋がり、共感が生まれ、農産物や生産者、そして諫早のファンとなる。そのような好循環を生み出すことができればという考えです。

プレゼンを行う長崎大学生

   活水女子大学からは、「福岡県の大学に通う、諫早出身の学生を含む同じサークル4人組」をターゲットとし、「女子大生がオススメする飲食店・観光地マップ」を作成、スタンプラリーやSNSとミックスさせたイベントのプレゼンがありました。

諫早もりあげガールズと意見交換を行う長崎大学生


諫早もりあげガールズの原田会長

プレゼンと意見交換後、諫早もりあげガールズの原田会長から、
「今日はとても楽しかった。今まで私たちになかった若い方の視点、諫早以外の地域の視点からの発想には『なるほど』と思うことがたくさんあり、勉強になりました。来年2月の発表が楽しみです。皆さんお疲れさまでした。」とコメントがありました。

《ワークショップ終了後の長崎大学生からのコメント》
「会長さんから『とても楽しい』とお話があり、こちらも嬉しくなりました。私たちは、自分の考えを伝えただけだったのですが、それに共感いただき、関係する情報を新たに教えていただいたので、これからより厚みのあるプランにしていきたいと感じました。諫早は、若者のニーズや社会の風潮を踏まえると、とても可能性のある地域だと感じています。これからも諫早の皆さんとの関わりを楽しみながら、諫早の可能性を広げていけるよう頑張ります。」

2022.6.11 フィールドワークの様子(小長井町のフルーツバス停前)


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