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  • 教育・研究

「日本と長崎の経済・経営・文化に関する教育プログラム」を実施しました

 令和5年5月15日(月)から5月26日(金)の間、経済学部で「日本と長崎の経済・経営・文化に関する教育プログラム」を実施し、香港都会大学から17名の学生及び1名の教員の受入をしました。本プログラムは,長崎の概要やファイナンス分野の英語による講義、原爆資料館などの見学を通し、長崎県や本学部についての理解を深めること、また本学部学生との交流により、相互の理解を深めることを目的としています。
 プログラム開始初日にオリエンテーションを実施し、宍倉学部長より本学部の紹介と歓迎の挨拶がありました。プログラムでは経済学部教員による国際経済、ファイナンス分野等の英語での講義ほか、長崎県庁、長崎市役所、十八親和銀行、長崎税務署、長崎税関の企業見学を行い日本と長崎県・市の経済や企業経営について学びました。また、今回は財務省より講師の眞岩哲史氏をお招きし、日本の財政について講義していただきました。
 経済分野だけでなく、核兵器廃絶研究センター中村桂子准教授による核廃絶をテーマにした講義及び日本語講義の受講、原爆資料館、長崎歴史文化博物館、出島、グラバー園、大浦天主堂の見学を通して参加学生らは日本や長崎の歴史、文化についても知識を深めることができました。
 最終日には12日間のプログラムを振り返り、グループに分かれてのプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションでは講義や見学を通して学んだこと、日本と香港の言語・文化の比較等について発表がありました。長崎での思い出についても感想が述べられ、本学部の学生との交流も楽しまれていたようでした。各々がプログラムの目的を達成できたことから、この後、参加者一人ひとりに丸山国際交流委員長から修了証書が手渡しされました。本プログラムをきっかけに香港都会大学との交流が発展することが期待されます。

香港都会大学から学部長へ記念品の贈呈

財務省眞岩氏による講義
市役所職員から説明を受ける様子

参加学生によるプレゼンテーション
国際交流委員長から修了証書を授与