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長崎大学サークルの「魚料理研究会」が長崎市役所のレストランで長崎の食材にこだわったランチを提供

 7月19日(水)、長崎市役所のレストラン「ル・シェフ」において、長崎大学サークルの「魚料理研究会」が開発したオリジナルレシピによるサービスランチが提供されました。

 「魚料理研究会」は、2019年に魚が好きなメンバーが集まり、さまざまな魚を捌いて、おいしく、楽しく食べようという思いで設立されたサークルです。このサークルがSNSで投稿していたおいしい魚の食べ方や料理の写真が、長崎市水産農林政策課の目に留まり、長崎市の「さしみシティプロジェクト」の公認団体として認められ、今回のオファーにつながりました。

 提供された料理は、長崎市新三重漁協のブランド魚「黄金ヒラマサの和風あんかけ」です。サークル代表の坂下さんによれば、このレシピは長崎の素材にこだわり、長崎の企業チョーコー醤油の調味料を使っているとのことです。

サービスランチで提供された「黄金ヒラマサの和風あんかけ」

 レストランの開店前には多くの人々が列を作りました。先週のテレビ番組で今回の企画に関するニュースが放映されたため、それを見て来たというお客さんも多くいたようです。学生たちは列に並ぶお客さんに今回のレシピのチラシを配り、提供される料理の内容を丁寧に説明しました。
配布されたレシピのチラシ

レシピのチラシを配る魚料理研究会の学生たち

 その結果、開店と同時に多くのお客様がサービスランチを注文しました。学生たちは食べた感想を聞いて回り、料理の感触を確認しました。お客さんがレストランを後にする際には、「おいしかった」「ごちそうさまでした」「家で作ってみるね」といった声が多く聞かれました。
 

料理の感想を聞き回る魚料理研究会、坂下代表

 さらに、鈴木史郎長崎市長もレストランに立ち寄りました。学生たちは、レシピの説明を行い、またお互いに長崎の魚の魅力やその魅力をさらに引き出す料理法などを語り合いながら、サークルの学生たちと一緒にサービスランチを楽しまれました。


今回の企画やレシピの説明を行う、魚料理研究会の学生たち

 
 食事の後、鈴木長崎市長は次のようにコメントしています。
「長崎の魚を心から愛し、その魅力をどのように引き出すかを研究し、このような素晴らしいレシピを提供してくれていることに感謝しています。こういった行動が、いろんな人の魚好きにつながるよう、長崎の魅力を発信につながっていければと思います。」

 また、サークル代表の坂下さんも以下のように述べました。
「些細なことかもしれませんが、こういったところから、多くの人に長崎の魚はおいしいということを思っていただけるような活動を続けていきたいと思います。」