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本学の学生がOne Young World世界大会に参加

 8月18日(金)、One Young World長崎協議会は、今年、10月に英国北アイルランドのベルファストで開催されるOne Young World Belfast 2023 Summitに、本学医学部1年生の松石歩結さんを派遣することを発表しました。

 毎年開催されるOne Young World Summit(世界大会)は、次世代リーダーの育成と国際交流を目的とした地球規模のサミットです。2009年の世界経済フォーラムで創設が宣言され、2010年2月に第1回のサミットをロンドンで開催して以降、各国の都市を会場にして、継続的に開催されています。世界が直面している様々な課題を、次世代の若者たちが主体となって解決していくために、18歳~30歳を中心とした2,000名を超える参加者たちが、190カ国以上から一堂に会します。世界の知見を共有し、地球規模のネットワークをつくることで、真のリーダーに育っていくことを目指した世界最大級の国際プラットフォームです。

 この発表に先立つ7月27日に開催された「長崎サミット」では、One Young Worldの「平和」に関する特別の分科会として、「One Young World Peace Summit in NAGASKI」の長崎市での開催を推進していくことを、本学も含めた産官学7団体のトップが合意しました。今回、松石さんを含む2名の学生に実際にOne Young World Summitを体験してもらい、世界各国との交流のネットワークを広げ、Peace Summit開催に弾みをつける意味もあります。

 派遣の決まった松石さんは「まさか選ばれるとは思わず、驚きと喜びでいっぱいです。いろんなバックグラウンドを持つ世界中の人と交流し、自分の関心のある災害医療や被ばく医療についても、積極的に意見交換をしてきたいです。また、ベルファストはつい最近まで宗教上の対立が続いていた地です。ベルファストではどのように平和が実現されたのか現地に行って自分の目で確かめようと思います。」と抱負を語りました。

8月18日派遣学生決定の会見の様子 会見する松石さん