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河野学長、母校佐世保南高等学校にて「夢」をテーマに講演

 2023年9月13日(水)、本学 河野 茂 学長は、佐世保南高等学校からの招待を受け、退官記念講演会として「夢をもって前に進む 〜写真でつづる河野茂の半生〜」の題で講演を行いました。河野学長は同校の20回生。かねてより絵画を贈呈するなどの交流を続けています。この日、体育館には、全校生徒、教員のほかに、同窓会役員、保護者など700人を超える人が集まりました。

 講演は、故郷・波佐見町での幼少期から始まり、長崎大学医学部を目指して勉学に勤しんだ同校での日々、学生運動に翻弄された大学時代、貧乏が苦にならなかった留学時代、感染症の研究に打ち込んだ医師時代を経て、大学病院長や学長として組織の運営に挑むまで、70年に及ぶ人生を振り返りました。
中でも、2020年から長崎大学でプラネタリーヘルスを理念に掲げ、プラネタリーヘルス学環として構想を明確にした後に、自らも南極や北極などに赴いて環境問題の現状を確かめてきたことなどについて熱く語り、「どんな役割の時でも大きな夢と目標を持ち、失敗してもいいから挑戦することの大切さ」について語りました。

 講演の最後には、高校生に向かって「人生100年時代を生きる君へ。それぞれの才能を存分に発揮して、人生を輝かせてほしい」と呼びかけ、普段から愛唱しているゆずの名曲『栄光の架け橋』を応援歌として歌うと、会場からは自然と手拍子が起こり、大喝采となりました。

 質疑応答では10人もの生徒が手を挙げました。「人生とは何ですか?」との難問に、河野学長が苦笑する場面もありましたが「自分の興味のあることを一生懸命やる、諦めずに続けて目標を実現すること」と話すと多くの生徒が納得して頷いていました。

河野茂学長が兄弟と一緒に贈った絵画「Afternoon(春のきざし)」をバックに


▶河野茂学長が歌う『栄光の架け橋』はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=oQ8emmkd-HA