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工学研究科(電気電子工学コース)の手島大智さんが静電気学会全国大会で「宍戸奨励賞」を受賞

 工学研究科 総合工学専攻 電気電子工学コース 博士前期課程1年の高電圧パルスパワー・プラズマ研究室に所属する手島大智(てしま だいち)さんが、2023年9月11-13日に山形市で開催された静電気学会全国大会において宍戸奨励賞を受賞しました。宍戸奨励賞は、今後活躍が期待される若手研究者を対象に静電気関連の研究成果の発表に関わる費用の一部が助成され賞状が贈られます。学会に提出された論文が審査され、受賞対象者は本学の手島さん1名でした。
 本研究は超臨界CO2中で発生させたパルスアーク放電から伝搬する衝撃波が発光していることを高速ICCDカメラによる観測により発見し、その内容を報告したものです。
 本研究成果により、衝撃波によってプラズマが超臨界流体中を輸送されている可能性が示唆され、パルスパワー用大電力スイッチやナノ材料合成といった新規応用分野の発展に資することが期待されます。

題 目:  超臨界CO2中プラズマから伝搬する衝撃波の発光現象の観測
著 者:  手島大智1,藤田真一1,古里友宏1,稲田優貴2,(1 長崎大学,2 埼玉大学)