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  • 受 賞

山本郁夫研究室の知能化海中ロボットが第9回沖縄海洋ロボットコンぺティションROV知能・計測チャレンジで最優秀賞を受賞しました

 長崎大学海洋未来イノベーション機構工学研究科の山本郁夫教授研究室の知能化海中ロボットREMONAが、第9回沖縄海洋ロボットコンペティションに出場し、ROV部門知能・計測チャレンジで最優秀賞を受賞しました。 

REMONAと開発メンバー

 REMONA(右図)は、AI(人工知能)搭載のROVで、洋上風力発電モデルを海上に浮かべ、壁面の傷自動検知と潮流や波浪下での傷目標捕捉のための定位置、定角度保持を競う知能・計測チャレンジにてミッションをクリヤし、技術論文発表による学術的評価も鑑み、最高点を得て優勝しました。なお、本コンペティションはROVやAUVを開発する大学、ポリテク、社会人などの国内外21チームの参加を得て行われました。

REMONA

 REMONAは、海中の流れの中で自動で目標画像を捉え続けることができることが検証され、今後、洋上風力発電構造物検査や藻場調査への活用が期待されます。(2023年11月19日)
 
ROV : Remotely Operated Vehicleの略(遠隔操縦水中機)
AUV : Autonomous Underwater Vehicleの略(自律型無人水中機)

山本研究室開発メンバー:山本 郁夫 教授、 盛永 明啓 助教(工学研究科)、鐘ヶ江 晃希、木本 大晟、
臺  航太朗(大学院工学研究科機械工学コース)、大篠 泰志、里園 拓斗(大学院工学研究科海洋未来科学コース)、西村 怜、橋本 美空、中尾 亮介(工学部機械工学コース4年)

最優秀賞表彰式の様子


コンペティション開始直前のロボット調整