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経済学部ゼミ学生が組織の課題解決に向けて、社員参加型ワークショップ企画を谷川建設に提案

 11月10日(金)、経済学部の林麗桂助教のゼミ学生が、ゼミ活動にご協力いただいている、株式会社谷川建設から本学卒業生で人事部の宮田氏を含む3名をお招きし、組織の課題(離職対策など)の解決案として社員参加型のワークショップ企画の発表会を実施しました。
発表に先立ち、9月28日(木)に株式会社谷川建設を訪問し、事業内容を学び、情報を収集しました。

谷川建設人事部(前列)と林麗桂ゼミ生

■9/28谷川建設訪問時の様子
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4103.html

 発表ではゼミ学生が3つのグループに分かれて、ワークショップ企画「トランスファーリベンジャーズ(仮)」、「谷モクジェンガ」、「座右の銘を決めよう」というテーマでプレゼンを行いました。
 参加者がさまざまなシナリオを考えることで交流を深める企画や、自分の価値観を見つめ直して自己理解を深める企画などがありました。 
 全体を通して、これらの企画はコミュニケーションの活性化と円滑化を図り、組織内の連帯感を高めることを目指すというものでした。
 発表後、谷川建設社員からは「短い時間でしたが、3つのグループとも非常に練られた提案で、頼もしいものでした」とのコメントがあり、ゼミ生たちにとって大きな励みとなりました。
 結果として、「谷モクジェンガ」の提案が採用され、実際に谷川建設内で実践されることとなりました。この提案は「目標を設定することで、これからも谷川建設で働く自分をイメージしてもらう」ことを趣旨にしており、同席した谷川建設の方から高い評価を得ました。

(評価コメント)
・働く上での目標設定に関しては、ほかのメンバーから力を借りるが、最終的に自分で決め、他人に認証される過程は、部下が考えたことを上司が認証するプロセスとよく似ていて、実用性があり、導入しやすい内容になっています。
・ジェンガという遊びの要素が入っていて面白そうです。
・学術的な裏付けがあって、説得力があります。

 ゼミ生は、来月12月に谷川建設が福岡で開催するワークショップの会場を訪問し、社員の皆さんに「谷モクジェンガ」を行っていただく予定です。これからも話し合いを重ね、さらに良いものに仕上げていきます。


発表後の話し合いの様子