2024年02月01日
薬学部では、令和3年度から若手研究者(准教授・助教)の研究・教育意欲向上を図ることを目的とした研究教育優秀者表彰制度を導入しています。
令和5年度は、准教授を対象とした「下村脩博士記念薬学部研究教育賞」に薬剤学分野の麓伸太郎准教授を、また助教を対象とした「下村脩博士記念薬学部研究奨励賞」には医薬品合成化学分野の山本耕介助教を選出し、令和6年1月29日(月)に表彰式並びに記念講演会を対面で開催しました。薬学系の教員及び学生など50名の方が参加され、西田学部長の開会挨拶に続き、麓准教授、山本助教にそれぞれ表彰盾が贈られました。
その後、山本助教が「創薬研究に資する分子変換法の開発—電解合成と複素環構築を中心として—」と題して、これまで行ってきた電気化学的分子変換法や複素環骨格構築法の開発について、また今後の研究展開について発表されました。
続いて麓准教授が「脂質を基盤とした薬物・タンパク質・遺伝子キャリアの開発および評価」と題して、これまで行ってきた脂質を基盤としたDDS開発・評価研究について、また薬学教育・国際交流に対する抱負などについて発表されました。
最後に下村脩博士ノーベル化学賞顕彰記念創薬研究教育センターの尾野村治センター長から、選ばれた二人に対して今後の更なる発展と活躍を期待されることや若手教員への激励の言葉があり、閉会しました。
麓准教授 |
山本助教 |
左から西田学部長、麓准教授、山本助教、尾野村センター長 |