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被爆前後の航空写真を使用したデジタルマップを発表

 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)は、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館と共に、2021年より「被爆の実相の伝承」のオンライン化・デジタル化事業に取り組み、この度その成果を発表しました。

 この共同事業は、長崎における被爆前後の“日常”を記録し伝えることを目的として2021年にスタートしました。これまでに全国各地の被爆者やその遺族のみなさんから、被爆前の長崎の様子がわかる写真、約6000枚が寄せられ、これらの写真を基に、動画教材「写真は語りかける」や、スライド教材「写真でたどる被爆前の日常」など制作し、webサイト上で公開しています。また、米軍が撮影した航空写真を基に制作したデジタルマップ「航空写真アーカイブ」では、被爆前後の長崎の街の様子を比較することができます。
 これらの資料や写真の一部はダウンロードすることができ、教育現場で活用いただくことを想定しています。

▶「被爆前の日常アーカイブ – 写真が語る被爆地の奪われた日常」は、こちら